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コラム
【厳選】シニア旅行でおすすめしたい行き先とお宿3選
お客様一人一人に合った最適な旅行プランを提案する、旅クラブジャパンです。秋も深まり、日本各地で紅葉もピークを
迎えている今日この頃。
「シニア旅行でゆったり楽しみたい」「おすすめの行き先はどこ?」と気になっている方は多いのではないでしょうか。
特に老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅にお住まいの場合、「あまり歩かない旅行がしたい」と思いますよね。
今回は、シニア旅行におすすめの行き先とお宿をご紹介します。
老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅に住んでいても旅行は楽しめるのか?
近年はユニバーサルデザインにこだわる宿が増えているので、老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅にお住まいの方でも旅行を楽しめます。
ユニバーサルデザインとは障碍者・高齢者を含むすべての人が使いやすいように設計されたデザインのこと。
たとえば、「出入り口をフラットにする」「お風呂場に手摺や高い椅子を設置する」などがユニバーサルデザインの特徴です。
足腰に不安がある方もユニバーサルデザインの宿を選べば、リラックスして旅行を楽しめるでしょう。
楽しむためにはどんなスポットを探した方がいいのか?
シニア旅行を楽しむためには、海辺の宿や富士山が見える宿、自然に囲まれた宿など普段と違う景色を楽しめるスポットを選ぶのがおすすめです。
さらに安心して楽しむなら、宿のロケーションに加えて移動時間の短さを重視するのもポイント。
移動時間が長いと体に負担がかかったり、トイレに行きたくなったりする恐れがあるので、90分くらいで移動できる観光地を選ぶのがベストです。
具体的に言うと、埼玉県にお住まいの方の場合は県内や群馬県などの観光地がおすすめです。
県内や近県の温泉地を選べば、移動が楽なうえに温泉情緒も楽しめるでしょう。
旅行先でのスケジューリングのコツは?
シニア旅行の場合、目的を詰め込み過ぎないのがスケジューリングのコツです。
「あそこも行きたいここも行きたい」と思いがちですが、普段と違うところに行くだけで気疲れしてしまうもの。
ゆったり楽しむためには、こじんまりしたエリアに観光スポットが点在している宿を選ぶと良いでしょう。
たとえば、富士山が見える宿で周辺に豊かな自然がある場合、春は桜、秋は紅葉とゆったり散策して楽しむことができます。
行きたい観光スポットには優先順位をつけて、宿から近いところに絞って回ることをおすすめします。
おすすめのお宿
ここでは、シニア旅行におすすめの「福一」「ホテル小暮」「富士レークホテル」の3つ宿をご紹介します。いずれも日常を忘れさせてくれる落ち着いた宿なので、行き先にお悩みのシニアの方は是非参考にしてください。
福一(群馬県)
足腰に自信があるシニアの方には、伊香保温泉の「福一」がおすすめです。
福一のおすすめポイントはなんといっても伊香保石段街の真ん中に出られる出入口を持っていること。
19階に石段街側出口を設けているので、石段上部にある伊香保神社やお土産屋などにもすぐにアクセスできます。365段ある石段を下から登らなくても良いので、「ちょっと外出して宿に戻る」という気軽な散策ができるのが魅力です。
河鹿橋や伊香保ロープウェー乗り場などの観光スポットも徒歩10分圏内なので、伊香保を満喫したい方にはピッタリといえるでしょう。
また、福一は創業430年以上と歴史深い宿で、昔からある「黄金の湯」と近年湧き出した「白銀の湯」の2つの名湯を備えるのが特徴です。
自然を見ながら露天風呂や大浴場に浸かるのはもちろん、貸切風呂でゆったり楽しむこともできます。
客室は和の情緒を感じさせる清々とした空間なので、四季折々の自然を眺めながら寛ぎの時間を過ごすことができます。
夕食は地元の厳選素材を使った懐石料理、朝食は和食膳のため、ビュッフェのように慌ただしくする心配がありません。
落ち着いて旅行を楽しみたいシニアの方にとって、快適な宿といえるでしょう。
ホテル小暮(群馬県)
あまり歩かない旅行をしたい方には、伊香保温泉にある「ホテル小暮」がおすすめです。
ホテル小暮の魅力は何といっても露天風呂付きのユニバーサルツインルームがあること。
70㎡の広々とした間取りで、車椅子の方も安心してご利用いただけます。
シモンズ社製のベッドやマッサージチェアがあるので、旅の疲れをゆっくり癒せるのも魅力の一つです。
トイレには補助バーがあり車椅子のまま入れるので、ストレスフリーでお過ごしいただけます。
客室内には露天風呂がついているので、人目を気にせずお風呂にゆっくり浸かることも。(ただし、お部屋のお風呂は伊香保の山のミネラル豊富な天然水を使用したもので温泉ではありません。)
温泉に入りたいときは、館内の貸切風呂を利用するのがおすすめです。大浴場は出入口に階段があるため難しいですが、貸切風呂なら車椅子のまま行くことができます。
ホテル小暮は黄金の湯の総湧出量の4分の1の権利を有し、毎分1,000~1,100リットルという圧倒的な湯量が魅力です。刺激の少ない柔らかな湯で、上州の山々を眺めながら貸切風呂で贅沢な時間を過ごすことができます。
料理は四季折々の旬の素材を使った創作和懐石で、食事処のほかお部屋食でゆっくり楽しむことも可能です。
「プライベートな空間で温泉に入りたい」「ゆったりした時間を過ごしたい」方にとって、ピッタリな宿といえるでしょう。
富士レークホテル(山梨県)
河口湖にある「富士レークホテル」も、車椅子の方におすすめの宿の一つです。
富士レークホテルは1932年創業のリゾートホテルで、ユニバーサルデザインにこだわっているのが特徴です。館内のいたるところから富士山や河口湖を眺められるので、普段と違う景色でリフレッシュできるでしょう。
客室はユニバーサルデザインの客室や露天風呂付き客室などさまざまなタイプがあり、どなたでも快適に過ごすことができます。
中でも特におすすめなのは「バリアフリーコーナールーム」です。富士山が見える客室でリクライニングベッドが設けられているので、体を休めながら景色を眺められます。
トイレは間口が広く手摺がついているので車椅子の方でも安心ですし、内風呂もついているのでゆったり温泉を楽しむこともできます。内風呂には座ってシャワーを浴びられる「座シャワー」もあるので、湯船に浸かれない方も体を芯から温めることができます。
また、館内には大浴場はもちろん貸切風呂もあるので、開放的な空間で温泉に入ることも。特に「レークビュー貸切風呂」は車椅子のまま入れるトイレに加えて入浴用リフトもついているので、安心して温泉を楽しめるでしょう。
食事はフランス料理と和食の2種類で、どちらも静かな空間でクラシックな料理を味わうことができます。和食の場合は一口大・刻み食などの展開食にも対応可能なので、お好みに合わせて指定することが可能です。
ホテル側に早めに依頼すれば介助ヘルパーさんを派遣してもらえるので、プロの力に頼ることもできます。
車椅子の方もご家族の方も、富士レークホテルなら居心地の良い空間で寛ぎのひとときを過ごせるでしょう。