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ご来店希望の方 旅行プラン提案
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シニア旅行で大人気の温泉街をご紹介。オススメスポットや楽しみ方をご紹介

コラム

お客様一人一人に合った最適な旅行プランを提案する、旅クラブジャパンです。
旅行は人生の楽しみの1つなので、シニアになっても旅行に行きたい方は多いのではないでしょうか。
シニアに人気な旅行先はなんといっても温泉街。
非日常を感じながらまったり、リラックスできるのが温泉旅行の醍醐味。

歳を取ると、旅行というと、観光地を巡り、美味しい料理を食べ歩き……というイメージもありますが、もしも身体への負担を考えながら旅行を楽しむなら、温泉旅行へとなってきます。今回は、高齢者に温泉旅行をおすすめする理由や、安心して温泉旅行を満喫できる旅館を紹介します。

そもそも高齢者に温泉旅行をおすすめする理由とは?

平成28年に国土交通省が行った研究のアンケート結果によると、70歳以上の高齢者のうち約3割は「健康上の理由で」旅行を諦めてしまっているという結果が出ています。
参照:車いす、足腰が不安なシニア層の 国内宿泊旅行拡大に関する調査研究https://www.mlit.go.jp/pri/kouenkai/syousai/pdf/research-p160518/10.pdf

歳を取ってくると足腰が弱くなってきたり日常生活にも支障をきたし始めてきます。もちろん、日常生活に影響はなくても長時間立ったり、歩いたりというのはきつくなってくるでしょう。

そこでおすすめなのが温泉旅行です。色々見て回る観光ではなく、温泉や旅館の雰囲気やイベントを楽しむ旅行がシニア層には人気です。現在は高齢者の宿泊を想定し、バリアフリーやユニバーサルデザインを取り入れた温泉宿も多くなってきています。
昨今”宿泊施設バリアフリー化支援補助金”が出されるなど、高齢者に配慮した旅館づくりが進められています。また、シルバースター登録制度もあります。高齢者に特化した、健康上で配慮が必要な料理へのオーダー(脂っこい、硬い、辛すぎる、多すぎるなど)や 施設面のバリアフリー化、また、いざという時のホスピタリティなど、高齢者が安心して宿泊できる宿がさらに必要とされており、シルバースター登録制度は、 厚生労働省の協力を受けて全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)が、 高齢者が快適に過ごせる、利用しやすい宿泊施設の整備と増加を目的に、平成5年より推進している制度が、 人に優しい宿「シルバースター登録制度」です。

普段あまり外出する機会がなくなってしまった高齢者にとって、温泉地などでゆっくりくつろげる旅行は心身のリフレッシュにも繋がります。また、同行する家族にとっても、一緒に気分転換できる絶好の機会となるでしょう。

シニア層の旅行で気をつけたいこととは?

折角温泉旅行をするなら、不安材料はできるだけなくしておきたいですよね。旅行にトラブルはつきものとはいえ、事前にしっかり準備を行うことによって不安材料は大きく減らすことができます。

実際に高齢者と一緒に温泉旅行に出かける際、事前に準備しておいた方が良いこととはどんなことでしょうか。ここでは、大きく2つのポイントに絞って解説します。

宿泊する施設は慎重に選ぶ
高齢者の温泉旅行では、まず旅行のメインとなる宿泊施設(温泉)自体の設備に気を配る必要があります。可能であれば、全館バリアフリーになっている宿泊施設が望ましいと言えます。宿泊施設のホームページで調べることもできますが、自身でバリアフリーの宿泊施設かどうか調べるのが難しい場合は、電話やメールなどで直接施設に問い合わせるのも手です。

しかし、まだ旅館によって「バリアフリー」の定義は若干異なっている場合があり、「バリアフリーですか」と聞くだけでは、自分たちの認識とズレが生じてしまう可能性がある事に注意。問い合わせの際は、「エレベーターはあるか」「段差はあるか」「大浴場の温泉に手すりは付いているか」「車椅子でどこまで入れるのか」など、具体的に質問するようにしましょう。

その他、高齢者に優しい宿泊施設を探す場合、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)が認定登録している「シルバースター」に登録された施設を参考にするという方法もあります。「シルバースター」は、設備やサービス、料理の面で一定の基準を満たした宿が登録されています。予約の際には高齢者が宿泊する事をきちんと伝ておくと、より安心です。
交通手段にも気を配れると安心
旅行においては、目的地に到着するまでの交通機関も重要。もしも公共の交通機関を利用しようとしている場合は、エレベーターやスロープのあるルートなど、駅や乗り場、車両の情報を事前に把握しておきましょう。車椅子を利用する高齢者の場合は、車椅子用のトイレの場所も調べておくと良いでしょう。

高齢者の旅行は荷物が多くなる場合も多いため、トランクが使える自家用車での移動が一番楽だと言えます。自家用車の場合、同行する家族などが長距離の運転をしなければならず、旅行を心から楽しめなくなってしまう不安もあるかと思います。そういった場合は、タクシーや貸切バスを手配してしまうという方法もあります。車椅子のまま乗車できる車両や介護ヘルパーの資格を持つ運転手が乗車する介護タクシーもあるので、高齢の方の身体に負担の少ない移動手段を選ぶようにしましょう。

おすすめのお宿

ここでは、シニア旅行におすすめの「福一」「ホテル小暮」「富士レークホテル」の3つ宿をご紹介します。
いずれも日常を忘れさせてくれる落ち着いた宿なので、行き先にお悩みのシニアの方は是非参考にしてください。

 

福一(群馬県)

足腰に自信があるシニアの方には、伊香保温泉の「福一」がおすすめです。

福一のおすすめポイントはなんといっても伊香保石段街の真ん中に出られる出入口を持っていること。

19階に石段街側出口を設けているので、石段上部にある伊香保神社やお土産屋などにもすぐにアクセスできます。365段ある石段を下から登らなくても良いので、「ちょっと外出して宿に戻る」という気軽な散策ができるのが魅力です。

河鹿橋や伊香保ロープウェー乗り場などの観光スポットも徒歩10分圏内なので、伊香保を満喫したい方にはピッタリといえるでしょう。
自然を見ながら露天風呂や大浴場に浸かるのはもちろん、貸切風呂でゆったり楽しむこともできます。
客室は和の情緒を感じさせる清々とした空間なので、四季折々の自然を眺めながら寛ぎの時間を過ごすことができます。
夕食は地元の厳選素材を使った懐石料理、朝食は和食膳のため、ビュッフェのように慌ただしくする心配がありません。
落ち着いて旅行を楽しみたいシニアの方にとって、快適な宿といえるでしょう。

 

ホテル小暮(群馬県)

あまり歩かない旅行をしたい方には、伊香保温泉にある「ホテル小暮」がおすすめです。

ホテル小暮の魅力は何といっても露天風呂付きのユニバーサルツインルームがあること。

70㎡の広々とした間取りで、車椅子の方も安心してご利用いただけます。

トイレには補助バーがあり車椅子のまま入れるので、ストレスフリーでお過ごしいただけます。

客室内には露天風呂がついているので、人目を気にせずお風呂にゆっくり浸かることも。(ただし、お部屋のお風呂は伊香保の山のミネラル豊富な天然水を使用したもので温泉ではありません。)

温泉に入りたいときは、館内の貸切風呂を利用するのがおすすめです。大浴場は出入口に階段があるため難しいですが、貸切風呂なら車椅子のまま行くことができます。

ホテル小暮は黄金の湯の総湧出量の4分の1の権利を有し、毎分1,000~1,100リットルという圧倒的な湯量が魅力です。刺激の少ない柔らかな湯で、上州の山々を眺めながら貸切風呂で贅沢な時間を過ごすことができます。

 

富士レークホテル(山梨県)

河口湖にある「富士レークホテル」も、車椅子の方におすすめの宿の一つです。

富士レークホテルは1932年創業のリゾートホテルで、ユニバーサルデザインにこだわっているのが特徴です。館内のいたるところから富士山や河口湖を眺められるので、普段と違う景色でリフレッシュできるでしょう。

客室はユニバーサルデザインの客室や露天風呂付き客室などさまざまなタイプがあり、どなたでも快適に過ごすことができます。

トイレは間口が広く手摺がついているので車椅子の方でも安心ですし、内風呂もついているのでゆったり温泉を楽しむこともできます。内風呂には座ってシャワーを浴びられる「座シャワー」もあるので、湯船に浸かれない方も体を芯から温めることができます。

食事はフランス料理と和食の2種類で、どちらも静かな空間でクラシックな料理を味わうことができます。和食の場合は一口大・刻み食などの展開食にも対応可能なので、お好みに合わせて指定することが可能です。

ホテル側に早めに依頼すれば介助ヘルパーさんを派遣してもらえるので、プロの力に頼ることもできます。

車椅子の方もご家族の方も、富士レークホテルなら居心地の良い空間で寛ぎのひとときを過ごせるでしょう。

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