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コラム
高齢者・シニア世代の旅行の不安に旅クラブジャパンforシニアがお答えします!
お客様一人ひとりに合った最適な旅行プランを提案する、旅クラブジャパンです。
人生の楽しみの1つとして、シニアになっても旅行に行きたいと考える方は多いのではないでしょうか。しかし、年を取ると足腰が弱くなったり体力が衰えたりするので、昔のように気軽に旅行に踏み出せないこともありますよね。
そこで今回は、シニア旅行ならではの悩みと解決策について解説していきます。シニア旅行におすすめの宿もご紹介するので、行先にお悩みの方は是非ご一読ください。
シニア世代が抱えやすい旅行の悩みは?
健康上の理由が悩みになりやすい
シニアが抱えやすい旅行の悩みは、「経済的余裕がない」「時間的余裕がない」の4割に次ぎ、「健康上の理由」が3割を占めます。
健康上の理由で多いのが手足の痺れや関節痛、腰痛といった身体的な衰えです。特に歩行への不安を抱える方が多く、旅行を諦める傾向があります。
また、「家族に要介護者がいるため旅行に行くのが不安」という悩みも少なくありません。
要介護者と旅行に行く場合、特に多いのが「宿泊先でお風呂に入るのが困難」「要介護者の体調が悪くならないか不安」「介護する自分の負担が重い」といったお悩みです。
「要介護者が旅行に行くのは心身に良い」と分かっていても、多くの人がさまざまな不安から旅行を諦めているのが現状です。
しかし、実際に旅行に行った人にアンケートをとってみると、旅行に行って満足している人が大半です。一番人気の旅先は家族と車で行く温泉で、多くの方が「出発前の心配は取り越し苦労だった」と感じています。
ただし、満足度が高くても「トイレや入浴、移動が困難」と感じた人が多く、中でも苦労が多いのが入浴です。
裏を返せばトイレや移動、入浴が楽な宿を選べば良いので、宿選びによってはシニアならではの悩みも解決できるでしょう。
参考:国土交通省 国土交通政策研究所「車いす、足腰が不安なシニア層の 国内宿泊旅行拡大に関する調査研究」
促進されるユニバーサルツーリズム
ユニバーサルツーリズムとは、高齢や障がい等の有無にかかわらず誰もが楽しめる旅行、もしくはそのような旅行を普及・促進する動きのことを言います。ユニバーサルツーリズムの事例としては、宿泊施設のバリアフリー化や視覚障がいを持つ人のための点字や音声による案内、外国人のための多言語の案内などがあり、観光施設や自治体ごとに多様な取り組みが行われています。
ユニバーサルツーリズムが生まれた背景としては、ユニバーサルツーリズムの主な対象者層である高齢者、障がい者、乳幼児等 の数が、国内人口の1/3に達しているという現実があります。ユニバーサルツーリズムは今後も加速する少子高齢化社会を想定して、観光産業のあり方を考えなおすことにも繋がっています。このような動きは、旅行を躊躇しているシニア層にとって、勇気を持って旅行に繰り出すきっかけにもなるのではないでしょうか。
シニア世代が旅行するときに意識すべきポイント
やりたいこと・行きたい場所を絞ったプランにする
「あれもやりたい、ここにも行きたい!」と欲張らずに、できるだけ目的を絞ったシンプルな旅行プランにしましょう。自分はまだまだ体力があると思っていても、やはり若い時のように体は動かないものです。観光スポットやアクティビティは多くても1日に1〜2くらいにとどめて、前後の休息も十分にとりましょう。
時間的・体力的に余裕を持った行程を考える
せっかくの旅行なので、時間に余裕を持ってゆったりと過ごしたいものです。分刻みとまでいかなくとも、あまりにもきっちりとしたスケジュールを組んでしまうと気持ちが休まりません。また、次々と移動するような旅行行程では体力も持ちません。日常を離れてリラックスすることが旅行の醍醐味なので、時間的・体力的に余裕を持った行程をたてましょう。
混雑状況に気を付ける
駅や観光スポットなどが混雑していると、それだけで体力を消耗してしまいます。常に近いところに人がいるという疲れもありますが、混雑している場所ではトイレや休憩場所の確保も難しく、高齢者にとっては無理を強いられることになってしまいます。旅行のスケジュールをたてる際には可能な限りピーク時を避け、混雑の少ない日程や時間帯にしましょう。
万が一に備えた持ち物を準備する
旅先で思いがけず怪我をしてしまったり、具合が悪くなったりすることがあるかもしれません。そのようなときに迅速に医療機関にかかれるように、健康保険証やお薬手帳などは忘れずに携行するようにしましょう。
シニア世代の旅行にまつわる様々な悩みについて
お宿の悩みは「シルバースター制度」で解決
旅先でのお風呂にお悩みの方は、「シルバースター」に登録された宿を選びましょう。
シルバースターとは高齢者に優しく、すべての人が利用しやすいよう設備・サービス・料理が一定の基準を満たした宿に与えられる称号のこと。
シルバースターに登録された宿は内風呂に手摺が付いているのはもちろん、大浴場にも手摺やスロープ、シャワーチェア、椅子などが設置されています。
客室内・共同トイレ、階段にも手摺があるので、バリアフリー対応がしっかりしているのが特徴です。トイレには緊急の連絡装置がついており、宿の近辺には24時間対応の医療施設があるため、もしものときでも安心といえるでしょう。
また、高齢のお客様がリラックスして過ごせるよう、従業員が接客マナーをしっかり学んでいるのも魅力の一つです。メニューは高齢の方のご要望に合わせて対応できるので、どなたでも安心して食事を楽しめます。
満65歳以上の方には割引料金や粗品などのちょっとしたサービスも。快適に過ごせるうえにお得なサービスもあるので、シニア旅行で悩んだときはシルバースターの宿を選ぶのがオススメです。
お風呂の悩みは混浴・内風呂で解決
弊社のお客様も、旅先でのお風呂について気にされる方が少なくありません。中でも認知症の方や生活に支障がある方と旅行される場合、お風呂についてご質問されることが多い傾向にあります。
認知症の方であればお風呂に行ったきり帰ってこないことも考えられますし、「自分でお湯に浸かれるか」など周囲が心配することも多々あります。
生活に支障がある方の場合、そもそもお風呂に一人で入るのが難しいこともあるでしょう。
そういったお客様の場合、弊社では混浴のお風呂のある宿をオススメしています。
混浴であれば夫婦でご利用いただけるので、一人にする心配がありません。これまでの混浴風呂は若いカップル向けがメインでしたが、昨今はご高齢のご夫婦でのご利用も増えてきています。
また、シニア旅行には内風呂の温泉もオススメです。近年はバリアフリーのお風呂もあるので、弊社では介助が必要な方でも安心して利用できるお宿をご紹介しています。
スケジュール・プランニングの悩みは旅クラブジャパンで解決!
シニアの旅行スタイルは人によって様々です。行きたいところ/やりたいことが異なるだけではなく体力面にも差があるので、旅行代理店などが企画しているパッケージ化された旅行プランでは難しいこともあるでしょう。
しかし、私たち旅クラブジャパンforシニアは、一人ひとりのお客様に合った旅行プランをフルオーダーで組み立てることができます。お客様のご希望を細部までヒアリングし、隅々まで納得のいくプランをご提案します。
高齢者・シニア世代におすすめの温泉旅館・ホテルのご紹介
ここでは、シニア旅行でお悩みの方に特にオススメしたい「伊香保温泉 ホテル松本楼」「草津温泉 湯宿 季の庭」「城崎温泉 あさぎり荘」の3つをご紹介します。
「伊香保温泉 ホテル松本楼」
介助が必要な方は、バリアフリー対応の「伊香保温泉 ホテル松本楼」に泊まるのがオススメです。
館内には茶褐色の「黄金の湯」と無色透明の「白銀の湯」の2つの湯があり、展望露天風呂・露天風呂・大浴場と開放的な空間で温泉を堪能できます。バリアフリー対応の貸切風呂もあるので、家族だけでゆっくりお湯に浸かることも。バリアフリーの貸切風呂なら車椅子のまま脱衣場まで入れますし、浴室内には手摺や入浴用の椅子もあるので介助が必要な方も安心です。
お食事は刻み食に変更可能なので、固い物が苦手な方でも美味しくお召し上がりいただけます。
ダイニング・露天風温泉付きの客室もあるので、家族だけの寛ぎの時間をゆったり過ごすこともできます。
また、ホテル松本楼は伊香保温泉石段街まで徒歩15分の距離に位置し、観光スポットが近いのも魅力の1つです。石段街まで宿のワゴン車が出ているためアクセスしやすいですし、車で30分圏内に水沢観音や伊香保グリーン牧場、榛名湖などの観光スポットが集中しています。
ちょっと観光して宿に戻ることができるため、体力を温存して旅行を楽しめるでしょう。
「草津温泉 湯宿 季の庭」
「草津温泉 湯宿 季の庭」は、全館客室露天風呂付のラグジュアリーな宿です。客室露天風呂の湯には源泉「湯川の湯」が使われており、天然温泉でゆったり寛げます。
客室は寝室と居室が別々になった広々とした空間で、ベッドがあるため足腰が辛い方でも安心です。館内には大浴場に加えて3カ所の貸切露天風呂もあるため、家族でさまざまな温泉を楽しめるでしょう。
バリアフリーの客室はありませんが、館内にはほとんど段差がなくエレベーターもあるため車椅子や杖の方も多く滞在されています。
食事は旬の食材を使った和会席で、間仕切りがあるのでお隣の視線が気になりませんし個室用の席を予約することも可能です。
湯畑から徒歩15~20分の距離にあり、観光しやすいのもオススメポイントの1つです。湯畑までは坂道ですが、宿の送迎バスが出ているので気軽に観光に出かけられます。
周辺には湯もみを楽しめる熱の湯や西の河原公園といった観光スポットもあるので、温泉情緒を十分に味わえるでしょう。
JR軽井沢駅、草津温泉バスターミナルから無料送迎バスが出ており、移動の負担を減らせるのも魅力の1つです。
「城崎温泉 あさぎり荘」
「城崎温泉 あさぎり荘」は円山川のほとりにある自然に囲まれた宿です。
あさぎり壮の一押しポイントは、バリアフリールームのお風呂に電動リフトがついていること。電動リフトを使えば椅子に座ったままお風呂に浸かれるので、介助が必要な方がいても安心です。
室内には手摺や車椅子のまま入れるトイレ、電動の介護ベッドもついているので、家族の方の負担を減らすことができます。
また、館内には露天風呂・展望露天風呂があり、どちらもバリアフリー対応です。浴室内には手摺や高めの椅子がついているので、家族一緒に露天風呂を楽しむことも。人目を気にせずお湯に浸かりたい方は、貸切バスルームも使うこともできます(貸切バスルームは温泉ではありません)。
食事は但馬地方の特産品を集めた板長こだわりの料理で、但馬牛・アワビ・松葉ガニと旬の味覚を贅沢に味わえます。部屋食でゆっくり召し上がれるので、時間を気にする心配がありません。
さらにあさぎり壮はJR城崎温泉駅から徒歩7分の距離にあり、歩いてアクセスできるのも魅力です。城崎温泉街まで徒歩5分と観光スポットも近く、外湯や食べ歩きのほか城崎文芸館や城崎麦わら細工伝承館まで足を延ばすこともできます。
高齢者・シニア世代の旅行なら旅クラブジャパンforシニアにおまかせください
私たち旅クラブジャパンでは、「シニア世代の旅行をもっと楽しく!」との想いから、お客様に合わせた様々なプランをご提案しております。お客様のご希望を丁寧にヒアリングし、一人ひとりに合わせた最適なプランを考えますので、ぜひ一度ご相談下さい。
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