コラム
足が悪くても行ける観光地はどこ？おすすめのスポットや疲れない旅行のためのポイントを紹介
年齢とともに足腰が弱くなることは珍しくありません。家の中を歩いたり、近所へ買い物に出かけたりするには問題がないとしても、旅行先で慣れない道を歩くことに抵抗を感じる人も少なくないでしょう。確かに「旅行＝たくさん歩く」というイメージがあるかもしれませんが、行き先の選択肢や交通手段によっては、多少足が悪くても問題なく旅行を楽しむことができます。
そこで今回は、足が悪くても行ける観光地や疲れない旅行のためのポイントを紹介します。
足が悪くても行けるおすすめの観光地や旅行スポットとは？
温泉地
温泉地は数ある旅行先の中でも高齢者の割合が多いことから、高齢者の宿泊を想定したバリアフリーやユニバーサルデザインの温泉宿が豊富にあります。駅を中心に観光地も集約されているところが多く、温泉と合わせて楽しむことができます。
草津温泉
日本を代表する温泉地で、年間を通して多くの観光客が訪れることから多くの温泉宿と観光施設が集まっています。大規模な温泉宿では施設内に複数の食事処や土産処があり、湯もみショーや温泉落語などのエンターテイメントが楽しめる所もあるので、わざわざ外出しなくても、宿内だけで十分に旅を満喫できます。
強羅温泉
箱根にある強羅温泉は、箱根の中心部から少し離れた落ち着いた温泉地として知られています。箱根湯本駅から登山鉄道に乗り、終点となっているのが強羅温泉です。強羅温泉にある宿は比較的客室数が少なく、一室一室が比較的広い場合が多いので、人疲れすることもなく純粋に温泉を楽しむことができます。また、強羅駅周辺にも徒歩で行くことができる公園や美術館があるので、宿を拠点として散歩がてら訪れてみてもよいでしょう。
和倉温泉
石川県の能登半島にある和倉温泉は、開湯1200年の歴史ある温泉です。一流のおもてなしを提供する名旅館が数多くあるのも和倉温泉の特徴であり、泉質の良さと合わせてきめ細やかなサービスがあることがおすすめの理由です。また、旅館の入り口で靴を脱ぐところにちょっとした腰掛が置いてあったり、館内のバリアフリー化が徹底されているなど、シルバー世代に対する配慮も行き渡っている宿も多いので、足腰の弱い方でも安心して宿泊を楽しむことができます。
施設内で完結して楽しめるホテルや旅館
客室数が多い大規模なホテルや旅館には、館内に複数の食事処や土産処、エンターテイメント施設、プールや温泉、運動場まであるところもあり、まるでちょっとした街のようになっています。ホテルや旅館を一歩も出なくても十分に観光ができるので、足腰の弱いシニア世代にはおすすめです。
スポットが集中している観光地
誰もが知る有名な観光地は駅を中心に観光スポットが集中しているので、徒歩で街をまわるだけで十分な観光ができます。ホテルや旅館も徒歩圏内にあることが多いので、町歩きに疲れたら気軽にホテルに休みに行くというような過ごし方もできます。
旅行の不安を解消！よくある悩みや困ることとは？
交通手段について
足が悪い方は移動するだけで疲れてしまうこともあります。旅先までの移動は距離も長く、また交通手段によっては長時間無理な体勢でいることもあるので、目的地までの所要時間や座席の仕様などを慎重に選ぶ必要があります。公共交通機関を利用する場合はなるべく短時間で行くことができる近場を選ぶとよいでしょう。
旅程について
旅先ではついつい欲張って、短い日程で複数の観光地を訪れようとスケジュールを詰め込んでしまう傾向があります。しかし、多すぎる予定は精神的にもプレッシャーとなり、何回も移動しなくてはならないなど肉体的にも負担になってしまいます。旅先では目的を絞り、スケジュールに追われることのないようにゆったりと過ごしましょう。
持ち物について
健康に不安のあるシニア世代の方が旅行に行く場合は、自分自身の健康管理に関する持ち物を忘れずに持って行きましょう。常備薬、水分補給用のスポーツドリンク、のど飴、日焼け止め、サングラスなどの他に、必要に応じて杖や持ち運び用折りたたみ椅子などもあるとよいでしょう。また、万が一旅先で医療機関を受診することも考えて、保険証やお薬手帳も持って行くと安心でしょう。
一般的な観光地でも工夫次第でバリアフリーな旅行が可能
観光タクシーを利用する
観光地には観光タクシーが多く走っているので、自分たちだけで行き先を決めて自由に動き回りたい場合には利用してみるのもおすすめです。
現地を知り尽くしたドライバーが穴場を教えてくれたり、お土産屋さんで交渉をしてくれたりと、観光タクシーならではの恩恵があるかもしれません。
観光バスツアーを利用する
観光バスツアーはシニア世代に人気の高い旅行形式です。ツアーによっては、使用するバスが高齢者にやさしいバリアフリーになっていたり、バス内にトイレを備えていたりと細かい気配りもしているところもあるので、移動中も安心して快適に過ごすことができます。観光地や滞在時間が細かく決められているため自分のペースで過ごすことはできませんが、ほとんどが余裕を持ったスケジュールで組まれているので、思ったよりもゆったりと過ごすことができます。
場所によっては船を使った観光も
目的地が海沿いの街ならば、船を使った観光もおすすめします。船に乗るという非日常体験はなかなかできないものであり、船でしか訪れることのできないような絶景スポットや島々を巡ることができるという点でも、一味違った楽しい旅行が楽しめます。
旅行で疲れないための注意点
道中の移動にも気を遣う
移動疲れをして、目的地に着いたら何もする気力がなくなってしまっては元も子もありません。目的地を選ぶ際には移動手段や移動にかかる時間などを考慮し、移動自体が一大イベントとならないような手段で目的地まで移動しましょう。
人と一緒が疲れるなら1人旅もおすすめ
ご家族や友人と行く旅行には楽しさもありますが、自分以外の意見が優先され、行きたいところにいけなかったり自分のペースで過ごせなかったりするようなこともあります。旅先で人に合わせてばかりいるとストレスがかかることもあるので、いっそ１人旅にして自分のペースでゆったりと過ごすこともおすすめです。
旅程を考えるのが面倒ならツアーがおすすめ
旅行代理店が企画しているツアーに参加することも一つの方法です。旅行経験豊富な旅行を知り尽くしたプロが考え抜いた旅行プランになっているので、目的地が厳選されており移動もスムーズであることが多いです。
旅行代理店ごとに様々なプランが用意されているので、いろいろと見比べて選ぶとよいでしょう。
旅クラブジャパンはシニア世代の旅行の不安を解消します
シニア世代になってからの旅行は不安も大きいでしょう。しかし、これまでご紹介してきたような高齢者に配慮のある宿泊施設や観光スポットが集約した観光地を訪れることで、シニア世代でも気後れすることなく旅行を楽しむことができます。
旅クラブジャパンforシニアはお客様一人ひとりのリクエストに合わせ、自分だけの思い出深い旅行プランをご提案します。来店とネット予約のほか、電話と郵送を使ったお問い合わせも可能ですので、少しでもご相談したいと思ったら、ぜひ以下のページからお問い合わせください。
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