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コラム
肩こり解消にはやっぱり温泉がおすすめ おすすめの温泉、入浴方法も紹介
肩こりは、多くの人が悩まされている症状ではないでしょうか。出来れば、肩こりを取ってすっきりと過ごしたいですよね。肩こりを解消する方法はいくつかありますが、特におすすめなのが温泉です。この記事では肩こり解消に温泉がおすすめな理由や、おすすめの温泉、入浴方法も紹介していきます。
肩こりの原因から考える肩こり解消方法
肩こりの原因①:筋肉の疲労、こわばり
運動不足や同じ姿勢を続けると首や肩の筋肉が緊張し、疲れがたまります。あまりにも首や肩の筋肉が疲れると、筋肉に乳酸などが溜まり筋肉が固くなります。これが肩こりの原因の1つです。
肩こりの原因②:血行不良
筋肉は硬くなると血管を圧迫するようになります。そうなると、血管は血行が悪くなったことにより疲労物質を運びにくくなってしまいます。これが、筋肉の疲労、こわばりから始まった肩こりを慢性的なものにしてしまうのです。
肩こり解消には温泉がおすすめ
温泉はその泉質が持つ効能により、肩こりはもちろん様々な持病の改善を期待できます。また、温泉に入って温まると血管が広がるため、新陳代謝が高まり体内の老廃物の排出につながるため疲労回復に貢献できます。
肩こりに効く温泉とは?
単純泉
単純泉は日本で最も多い泉質とされています。特徴は含有成分が一定に達していないことで、幅広い世代が入浴できる刺激が少ない、肌当たりの優しい温泉になっていることです。また、入浴しやすい温泉ということから体の芯が温まりやすく、血行促進や肩こりの改善が期待できます。
塩化物泉
塩化物泉は食塩を含んだ無色透明の温泉です。「熱の湯」と呼ばれるこの温泉は、塩分が肌の水分蒸発を防ぐことによる高い保温効果によって体が温まるという特徴があります。ただし、塩分が多く含まれていることから皮膚が弱い人が長居すると湯あたりする恐れがあるため注意しましょう。
アルカリ性単純泉
アルカリ性単純泉はpH値が8.5以上ある温泉です。特徴はph値が高い分、肌に優しいことです。肌の角質を取ってくれるだけでなく美肌効果も期待できるため「美肌の湯」と呼ばれるほどで、冷え性や肩こりの解消に合わせて楽しむことができます。
肩こりに効く温泉の入り方
熱すぎないお湯にしっかりと入る
体の芯まで温まるには時間をかけてゆっくり温まることが基本です。いきなり熱めのお湯に入ると急激な体温上昇から立ち眩みが起こることがあるため、ぬるいお湯につかって1〜2時間程しっかり温まるようにしましょう。
熱いシャワーを肩に当てる
体が芯まで温まったら、お湯から出て肩に熱いシャワーを当てましょう。こうすることで肩の血行がよくなり、肩こりの緩和につながるとされています。このお風呂、シャワーの一連の流れを何度か繰り返すことで、より肩こりが改善されやすくなります。
複数回温泉に入る
温泉地に宿泊する場合は朝、昼、晩のように1日に2回以上入浴すると、より血行がよくなり肩こりの改善が期待できます。
肩こり解消におすすめの温泉地
草津温泉
草津温泉の特徴は温度の高さです。源泉の温度は50〜90℃あり、そのままでは入れないため外気に触れさせながら草津の各宿に運びます。そのため、草津の温泉では沸かし直しや湯の循環を利用しない源泉のお湯につかることができます。
また、草津温泉のpH値は強酸性を示す2.1で、わずか10分で皮膚表面が滅菌されるほどクレンジング効果の高い温泉で、恋の病以外はすべて治るという言い伝えがあるほど数多くの効能があります。
万座温泉
万座温泉は草津温泉同様、殺菌能力の高い酸性硫黄泉で、抹消循環をよくし代謝促進などが期待できます。また、肩の血行だけでなく、肌の血行もよくするため、繰り返し入ることでメラニンの代謝やシミ・くすみ対策につながるため肩こり改善と美白・美肌の2効果を一度に得ることができます。
畑毛温泉
畑毛温泉の特徴はぬるま湯です。この温泉の泉温の低さは長時間入浴していても湯冷めしにくいちょうどいい温度で、肩こりのほかに腫物への効能が期待できます。
他の2つの温泉と比べると効果が強すぎない温泉となっているため、皮膚が強くない方やゆっくりと温泉を楽しみたいという方におすすめです。
まとめ
以上が肩こり解消におすすめの温泉の紹介や入浴方法の紹介になります。肩こり解消で一番重要なことはゆっくりお湯につかることです。湯あたりに気を付けながら温泉で肩こり、日々の疲れを癒しましょう。
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